えびまよシャンプーのスペシャル自炊クッキング

簡単だけど旨い、楽しく持続できる自炊料理を紹介していきます(o^^o)

ゆるゆりは百合バラエティシャッフルアニメ

 

 

下剋上アニメ

ドラフト6位の選手が首位打者みたいな、そんな感じです。出版社がちょっとマイナーだったからかもしれないですが、放送開始前はあまり注目されていませんでした。しかもジャンルが女の子同士の恋愛ということもあり、市場規模としても当時はそこまで大きくありませんでした。

 

しかし、そういうダークホース的な要素があったため、より興味をひかれたという部分もあったのかもしれません。一方、1期のPVが楽しそうな雰囲気を醸し出していたのと、オープニングが底抜けにゆるい感じだったため、大化けするかもという予感もひっそりと感じていました。

 

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©なもり/一迅社・七森中ごらく部

 

 

毎シーズンのアニメの選別は結構大変

私は、1話目の段階で、続きを観るかどうか判断してしまうことが多い傾向です。色んなアニメを見て発掘するのは大切ですが、良いアニメを見つけるのはなかなか労力を伴います。本来、現実社会で浴びたストレスを軽減することを目的に深夜アニメを観ているため、アニメ選びを頑張るのはちょっと躊躇してしまいます。

 

もちろん、私に選球眼があるわけでは無いため、ど真ん中のストレートに見逃し三振ということも多々あります。

例えば、お恥ずかしい話、私はとらドラ禁書目録を1話で切りました。(マジ!?)ツタヤで借りて1話観て、それっきり。しばらくしてから思い直して全部見たところ、素晴らしい内容でした。

ちなみに、見逃してしまった原因は、とらドラに関しては、ややリア充の気配がしてビビッてしまったこと。禁書目録は主人公の髪型が原因でした。(ツンツンヘッド)

 

 ジャンルが多様化しており、自分の好みを見つけることは大変になりつつあります。しかし、こればっかりは波の動きから、魚群の動きを正確に予想する漁師のように感覚を養っていくしかありません。高級魚を一本釣りして、港のヒーローになりましょう。

 

ゆるゆりは混じりっけ無しのオアシス

ゆるゆりは1話目から、らしさ溢れるゆるさでした。何も起こらない日常とゆるい人間関係。現実社会の喧騒を離れた憩いの場。高層ビル群を解体し、もう一度育む手つかずの自然といったイメージです。

 

部活自体(ごらく部)にこれといったテーマが無いことが特徴で、皆でダラダラ。お互いの家に行って遊んだり、修学旅行に行ったり、日常の中でちょっとふざけたり、ちょっかいを出してみたりという、何とも微笑ましい内容です。

 

私たちゆるふわ非リア社会人にとってはオアシス的存在。社会の理不尽っぷりに逃げ場を無くした時には、ここに来ましょう。変わりゆく都会の街並みとは異なり、大きな展開の変化もなく、変わらない世界が待っています。

 

百合シャッフルで広がる無限の可能性

キャラクター同士ががっつり恋愛関係になるわけでは無いので、キャラによっては他のキャラにちょっと気をそらしたり、仲良くなってみたりと、中学生らしい内容になっています。

 

個人的にはこのように、本命じゃないキャラにちょっと興味をもってしまう瞬間が好きです。

 

ちなつは結衣センパイに猛烈アタックをするわけですが、

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©なもり/一迅社・七森中ごらく部

 

 一方、京子センパイに良くちょっかいを出されます。京子センパイは細かいことは気にしないタイプで自由です。ゆるーい性格ながらもみんなをいろんな事件に巻き込んでいったり引っ張ったり、ムードメーカー的存在です。自由過ぎるのでみんなからは若干警戒されています。

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©なもり/一迅社・七森中ごらく部

 

ちなつからは基本的にはそんなちょっかいはシャットアウトされてしまいますが、たまに京子の優しさに、デレることがあります。

 

キャラ同士の絡みは他にもありますが、個人的にはこの2人が一番ツボです。ちなつはツン:デレ=9:1ぐらいの手厳しさですが、デレのありがたみが大きいパターンです。ちなつには腹黒さというキャラ設定が1つありますが、ツンデレもしっかりこなすユーティリティです。

 

一方、主人公は基本的に百合展開に巻き込まれません。

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©なもり/一迅社・七森中ごらく部

 

 抜けている部分がしょっちゅうありますが、真っ当な感覚の持ち主です。毒が一切なく、皆を見守っている感じ。そんな感じで自分を主張することが出来ないため、皆に忘れさられてしまう場面も見受けられます。

 

ただ、あかりが軸となることにより、他のキャラが自由に動き回ることができます。あかりが基準。皆個性が強いため、胃がちょっともたれそうになることもありますが、あかりはお出汁のような優しい存在です。

 

カップリングは、組み合わせ、百合要素の濃度、共に実にバラエティー豊かです。どんな好みにも対応する広角打法、インサイドの厳しいボールも技ありのバッティングで長打にしてしまうという感じ。ネタが尽きないというのはすごい武器です。

 

ライブシーン!

 

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©なもり/一迅社・七森中ごらく部

 

 

ライブイベントは盛大に開催しています。

七森中♪りさいたるのチケットが運良く当たり、行ってきましたが、終わったらもう足がフラフラになっていました。気合を入れて準備して行ったので、心置き無く楽しめました。会場は横浜BLITZ、今はもう無くなってしまったため、ちょっと寂しいですね。当時はライブ後に中華街に繰り出し、ルーローハンを2杯食べました。楽しい時代です。

 

ゆるゆりの楽曲は主張が強いので、すぐにゆるゆりの曲だと分かります。また、歌詞には「さんハイ!」「よいしょ!」「ウーイェイ!」など脱力系で癒される合いの手が多く含まれます。さらに、タイトルの「ゆるゆり」という単語が歌の中で連呼されているという点も、自由で良い感じです。

 

振付も分かりやすく、元気が出る感じ。あと、生徒会チームの声優が豪華すぎます。ちなみに、竹達さん(ミラクるん!役)も出てました。これはかなりお得です。最近はライブに来なくなってしまいましたが、やはり人気が出すぎて単価が高くなってしまったのでしょうか。

余談ですが、ちょい役で出てるミラクるんのライバル(ライバるん)の声優はまどマギで有名な悠木碧さんという贅沢っぷり。

 

その後もいろいろライブイベントを開催しているようで、映像で見るとやはり勢いがあります。特に、メインの4人はゆるゆりで大きくブレイクした部分があるため、アニメ開始当初を思い出すと、ここまで来れて良かったなあと思います。

バックに有名な声優を構えて、メインの4人が羽ばたいていくという夢のある構図で、私たちにも夢を与えてくれます。人がつぶし合うことにより、勝者が決まるような社会とは一線を画します。

 

ロングセラー系深夜アニメ

ライブイベント「七森中♪はっぴ~ぱ~てぃ~」では7年という言葉を良く使ってましたが、もうそんなに経ったんですね。開始当初大学生だった私も中堅社員になり色褪せました。でも、日常系アニメは色褪せません。この安定感が私たちの精神的支柱です。

 

はっぴ~ぱ~てぃ~では、声優陣はまだまだゆるゆりを続けたいと言っていましたので、あと10年ぐらいは続けられるよう応援していきます。