こんにちは、えびまよシャンプーです。
深夜アニメは素晴らしいですよね。いつも多くの人が職場や学校で、「早く家に帰って2次元の世界に浸りたい」と考えているはず。もちろん私もその1人です。
今回は語りつくされた深夜アニメの素晴らしさについて、あえてもう一度しっかり綴っていきたいと思います。
①30分という長さがちょうど良い
残業続きのサラリーマンにとって、1時間以上かかるテレビドラマや映画を観る時間を確保するのはなかなか難しいです。しかし、アニメならご飯を食べながら観るのにちょうど良い長さ。OP、EDやCMを飛ばしてしまえば20分ぐらいにおさまります。提供時間の長い「ファミレス」や「定食屋」に対する「駅そば」や「ファストフード」のような手軽さなのです。
②多様な好みに対応できる
深夜アニメは数やジャンルも多く非常に自由です。
さらに、「声優が好きだから観る」、「作者が好きだから観る」、「制作会社が好きだから観る」等、きっかけが多いのも特徴。
ドラマや映画は主役や監督が圧倒的存在感を放つため、その人を好きでなければなかなか観る気になることが出来ません。
特にドラマはメジャーなものが多く、みんなが観ているというケースが多いため、掘り出しもの感がない部分もあります。価値が多様化する現代において、深夜アニメのようにジャンルの幅が広いことは大きな魅力です。
③心ををえぐるような表現
コンプライアンスが劇的に厳しくなった現代においては、もはや何をやっても叩かれるときは叩かれるという状況です。そんな状況で独立したコミュニティを形成している感じのある深夜アニメは一種の特別行政区のような存在です。
テレビ等のメジャーなメディアだと、ちょっとした視聴者の不満がうねるように大きくなり、作品やタレントをくいつぶしてしまいます。
一方、深夜アニメはコアなファンが多い!狭く深いジャンルを追求する人たちが多いため、確かな需要が確保されています。多くの原作が切磋琢磨されて非常に面白い作品だけが厳選されているという部分もあります。よって、打ち切りになることがほとんどありません。
さらに、2期の放送を渇望しているファンはグッズを買いまくって、どんどんお金をつぎ込んでいきます。
熱いファンが多いことにより、多少過激な表現があっても咎められることはありません。むしろ、「観たくない人は観なくていい」というぐらいの感じになっています。
観たくない人は観なくていいという言葉から考えると、ゴールデンタイムのバラエティ番組やドラマにも本来は正直同じことが言えるはずです。しかし、それでもコンプライアンスを恐れながら放送するのは、この時間帯は多くの人がテレビを観るという習慣が定着しており、公共性が生じているからだと思います。
ゴールデンタイムに灰汁が抜き取られたような薄味の番組だけが残ってしまえば、子供たちは深夜アニメに走るでしょう。失敗を積み重ねたり作品数が多いほど市場が活性化するはずなので、深夜アニメはどんどん成長していくでしょう。やがて、ゴールデンタイムにも食い込んでくるかも。
④友達が増える
アニオタはどこに行っても存在します。一見アニオタがいないように感じる集団もたまにありますが、間違いなく存在します。隠れているだけで様子を伺っているはず。
深夜アニメは良い意味でも悪い意味でも話題が絶えないので、引っ込み思案な私にとっても会話の材料になります。
特に大学に入ったり、社会人になったり、見知らぬ人々の中に飛び込んでいく際にはアニメ好きという趣味が大きな武器になるのです。
⑤モチベーションアップに◎
しばしば、「アニメが青少年の育成に悪影響を与える」とか、犯罪者予備軍を育むとか言われていますが、これってもはや名誉毀損といっても過言では無いと思います。いろいろ調べてみましたが、決定的な裏付けが無いのです。
数値的なデータが無いのに深夜アニメが抑圧されるのはやはり問題です。社会において犯罪が起きている以上はアニメと犯罪の関係に関する研究も必要かもしれませんが、最初から全部を全部敬遠してしまうというのは問題なのです。
実際、私は何度も深夜アニメに救われました。基本的には現実逃避に使っているのですが、アニメを観ていると、気持ちが沈みきってしまうことはありませんでした。特に日常系アニメを観ていると、普段頑張っていることすらバカバカしくなって気分が晴れるのです。
まとめ
引き合いにドラマや映画についていろいろ言ってしまいましたが、否定するつもりはないですよ。特に映画は好きです。コマンドーのような激しい洋画が特に好きです。
深夜アニメは何だかまだまだ社会から敬遠されている部分があるようですが、間違いなく私たちの心にいい影響もたくさん与えていると思うのです。