こんにちは、えびまよシャンプーです。
何だか名前からして、ビデオレコーダーに録画しておいて家族にバレたらどうしようという感じのタイトルですが、エロマンガ先生は「観る前から面白いことが確定している!」、そんなアニメでした。
何故なら原作が俺妹と同じ作者であり、がっつり妹系だからです。
© KADOKAWA CORPORATION 2018
エロマンガ先生に出てくる妹キャラは実の妹というわけでは無く、いろいろ事情があって一緒に住んでいる義理の妹。最初のうちはなかなか兄に心を開かずに苦労するという、明らかにこれから面白くなりそうな設定です。
キャラクター
和泉正宗
高校生ながら、ある程度有名なラノベ作家という設定です。
締め切りに追われ忙しく過ごす日々ですが、高校生ながらプロっぽい感じで仕事をしています。また、いかにもラノベ主人公という印象で家事をよく頑張っている男です。
和泉紗霧
正宗の義理の妹。いろいろあって兄と二人暮らしです。血の繋がっていない兄を避けつつも、兄が他の女子と仲良くしていると何故か嫉妬したりする、そんなキャラクター性がどこか懐かしく、安心感のある感じです。妹キャラの需要にぴったり合った特性を持つキャラクターなのです。
その他大勢
ライバルのラノベ作家を中心にいろいろ出てきます。
アニオタ志向
基本的にはラノベにかける青春ラブコメという構成です。
締め切りに向けて頑張ったりぶつかり合ったりという内容。日常系アニメではないのですが、何故か安らぎを感じる内容となっています。
何故こんなにこの作品に安らぎを感じるのかを毎日考えていたのですが、これはこのアニメがどっぷりアニオタ向けだからということなのだと気付きました。
別に他のアニメを否定するわけでは無いのですが、アニメのジャンルは幅が広く、オタじゃなくても観れるアニメも多くなってきています。
例えば、ロリ要素が控えめな作品やラブコメだけどハーレム系じゃ無い作品、がっちりしたストーリーのスポーツものなど、お子様やご年配の方にも十分観れるアニメも多々存在しています。
そんな感じで、深夜アニメへの敷居が低くなっている今、萌えやツンデレでグイグイ押してくるような豪腕アニメは逆に貴重な存在になっているのです。
微妙な人間関係を描くようなドラマや映画よりも、ぐいぐい主張をしてくるコテコテの深夜アニメを人はたまに観たくなるものです。
キャラクターが濃く、髪の毛の色も自由で現実には存在しないようなキャラクター属性が多数存在することにより、ある程度のアニオタでなければ理解できないような展開をエロマンガ先生は繰り広げていきます。
深夜アニメがメジャーになっていくのは我々にとってもうれしい事ですが、昔ながらのキャラクター、展開は残っていってほしいものです。
そんなアニオタ需要に合ったエロマンガ先生は、我々の日々の疲れをこれからも癒していくことでしょう。