えびまよシャンプーのスペシャル自炊クッキング

簡単だけど旨い、楽しく持続できる自炊料理を紹介していきます(o^^o)

出来ないことはやらないスモール自炊

こんにちは、えびまよシャンプーです。

 

ハリル監督時代の日本代表は不向きな縦へのロングパスのサッカーを目指していました。しかし、そもそも日本人の身体能力的に適合していない戦略で結局は挫折。
ヨーロッパの目が冷めるようなカウンタータックルには憧れるものがありますが、それは驚異的な体のバネがあったり、ロングボールをマイボールにする身長が必要なため、なかなか日本が実践するにはハードル高め。

 

自炊においてもこれと同じようなことが言えます。
数時間かけて鍋をたまに確認しながら鶏ガラスープを作ったりしようとしても、大切な休日が潰れてしまいますし、大火力が必要な中華料理を弱火でつくってしまえば、全くイメージとは違う、パンチのない仕上がりになってしまいます。

 

 

他にも材料の種類やコスト、料理の腕によって、自炊に適した料理の幅はだいぶ限定されます。

この幅を超えた贅沢料理を食べたい欲は、たまの記念日の外食で満たし、普段の自炊においては自分自身に負担をかけないことで、飽きずに疲れずに美味しい自炊を回していくことが重要なのです。

 

玉子丼は合理的

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バランス的に素晴らしいのが玉子丼。材料は2人前の場合、卵2個、タマネギ1/2個とめんつゆ(3杯希釈)+水。その他お好みに応じて椎茸、鶏肉、長ネギなどもありです。

 

作り方は至ってシンプル。まず、フライパンにゴマ油またはオリーブオイルをひき、タマネギをじっくり中火で炒めます。この時しっかり飴色になるまでいためると甘味とコクが増します。

※他の具材を入れる場合はタマネギと一緒に炒めましょう。
※タマネギはあまり動かさずにじっと焼くのがおすすめです。

さらにフライパンにめんつゆと水を加えて沸騰させ、そこに溶き卵を投入。私の場合は完全に目分量ですが、基準を知りたい場合はネットにいろいろな方が掲載しているため参考になります。

 

溶き卵を入れて、水分がとぶまで煮ましょう。ちょっと半熟ぐらいが好みの方は、先に水分をある程度飛ばしておけば良いと思います。

これはとにかくご飯にあう料理。七味唐辛子を振りかければさらに食欲増進に。また、彩りを加えたい場合は三ツ葉やかいわれ大根を添えると良いです。

 

ちなみに横においてある塩鮭はトースターで焼いただけのものです。

 

豚ともやしの炒め蒸し

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こちらもフライパン1つしか使わない洗い物回避レシピ。豚を軽くフライパンで炒め、そこにモヤシを投入。あとは酒、しょうゆ、みりんを目分量で放り込み、肉が軟らかくなるまで蒸します。

 

かなりざっくばらんですが、夕飯のおかずとしては十分です。
実家で作られていた料理を再現したり、他人に褒められるような料理でプライドを保つ必要はありません。一番大事なのは本来の目的である節約、時短、健康であり、これらが総合的に満たされているかどうかなのです。

 

現状に合わせた戦略

調理器具や食材は日々進化しており、特別なものではない自炊がまるで特別なものかのように、アピールをしてきています。

冷蔵庫やオーブンレンジ、コーヒーメイカー、その他調理器具はプロ並みの仕様のものが家庭に導入出来るようになってきました。

 

しかし、なかなか高価なものが多く、初期費用が大変!やはり本来目指している目的である節約からはかけ離れてしまいます。

高価なものを手に入れれば当然自炊のグレードはアップしますが、それとひきかえに初期費用、保管スペース、メンテナンスの手間というデメリットを迎え入れることになります。
メンテナンスについては、「高いものを買ったからちゃんと大事に使わなきゃ」という感情が生まれ、若干プレッシャーが生まれるという面もあります。

 

少ない戦力で上手く自炊を回していくには、今持っている戦力を最大限活かすことが重要です。

スター選手(高い調理器具や食材)を獲得して、贅沢自炊を回していくとバリエーションにいずれ限界が訪れますので、地味でも使い道の多いアイテム(フライパン、鍋、トースター、普通の電子レンジ)や食材(豚の小間切れ、鶏もも肉、魚の切り身、安価な野菜)を駆使していくことでシーズンを通して自炊が途切れないようにしていくことをおすすめします。