こんにちは、えびまよシャンプーです。
今回はネタバレを交えつつ紹介していきます。
今回のアニメは「異世界居酒屋」。ほっこり系本格派、飯(飲み?)テロアニメです。
©蝉川夏哉・宝島社/古都アイテーリア市参事会
大将の矢澤信之(CV杉田智和)と給仕の千家しのぶ(CV三森すずこ)が営むアットホームな「居酒屋のぶ」。
なぜか店の入口が異世界(古都アイテーリア)へと繋がっています。
見どころはなんといっても料理。大将の信之は修行もちゃんとしている料理人なのですが、居酒屋のぶの料理は至って庶民的。
和食というよりも「日本食」という感じで、メンチカツやオムソバのように純粋な和食ではないけど、日本の料理といったものが多数登場します。
また、料理が懲りすぎていないのも自然な感じ。シンプルな料理が多く、ハマチの刺身や里芋と油揚げの七輪焼き等々、あまり手を加えずに素材の良さを存分に活かしています。
そして、意外にも給仕のしのぶ(CV三森すずこ)もたまに料理をします。
無茶な客が来て、信之が材料を買いに行っているときに、サンドイッチやナポリタン等を作って食べさせて落ち着かせようというパターンです。
居酒屋のぶの料理は心がほっとする家庭料理です。「古都アイテーリア」の人々にとっては目新しいこの料理に対して、彼らが良いリアクションをとりながら食べるため、日本料理の素晴らしさを再確認することが出来るのです。
店に来る人たちにはいろいろな悩みや問題を抱えている人が多いのですが、居酒屋のぶのアットホームな雰囲気や美味しい料理が問題を解きほぐしていく、昭和な感じの人情ストーリーの要素もあります。
人生いろいろあるけど、美味しいご飯を食べて、仲間と乾杯(プロージット)して酒を飲み、ストレスを発散する。最高じゃないですか。
そして何故か、みんな生ビールのことを「トリアエズナマ」と呼んでいます。したがって、二杯目も「トリアエズナマのおかわり!」。何杯までがトリアエズなのか?(笑)
話における醍醐味はやはり、客と客の関係性ですね。どんどん常連客が増えていき、客同士も感情を共有する。いわゆるシナジー的な相互作用が生まれてきます。
こういう、現代社会から離れた感じの昔ながら良さって、たまに感じたくなるんですよね。
のぶ+(プラス)
おまけのコーナーが充実しています。隔週で(①なぎら健壱が作中の料理をおすすめ店でいただくコーナー②きじまりゅうたが作中に出てきた料理を簡単にアレンジして作るコーナー)をやっています。
①はちょっと孤独のグルメにインスパイアされている感じがあります。しかし、アニメでこれをやるのはちょっと斬新ですね。
なかなかお金かかってるなあ、という感じ。何故かナレーションがクレヨンしんちゃんのまさおくんと同じ声です。
エーファ
©蝉川夏哉・宝島社/古都アイテーリア市参事会
このように、アニオタじゃなくても十分楽しめるアニメになっているのですが、一人だけ異彩を放つキャラクターが…。
それがエーファちゃん(CV久野美咲)なのです‥!「ロリなのにお姉ちゃんキャラ」とういうように、がっつり深夜アニメ系の属性なので、我々にとっては安心感があります。
まとめ
異世界居酒屋は世代を問わず観やすいアニメです。料理もシンプルなので、晩御飯のレシピの参考にもなるかも。
本日は以上です。