こんにちは、えびまよシャンプーです。
私のオレ流スモール節約自炊は5月にめっぽう弱いです。毎試合大量失点で、Bクラスにどっぷりはまります。
※スモール節約自炊とは
プロ野球における、長打に頼らず、送りバント、守備、走塁を活かしてコンパクトに勝つスモールベースボールの戦略に則り、安価な材料で工程の少ない自炊を継続するという手法。私が勝手に考えたものです。
ちなみにその考え方はこちらの記事で紹介しています。
本来はこういう自炊を進めていきたいのですが、ゴールデンウィークのちょっとしたお出かけを皮切りに、外食の魅力にはまってしまいました。
①いきなり!ステーキ
国産牛のリブロースステーキ300gで3000円ぐらい。めちゃくちゃ美味いです。こんな豪快な調理は家ではなかなか難しいので、外食の魅力を見せつけられます。
なかなか激しめの外食。口に入れた瞬間、日本食に慣れた舌は一瞬パニックに陥ります。でも何故か激うま。理屈に頼らないうまさで、何が入ってるのかよく分からないのですが、辛さと屋台っぽい味が癖になります。
これだけ外食をしてしまうとどうしても、「もう一回気合いを入れて自炊頑張るぞ!」と考えてしまいがちですが、節約自炊においてはあえて気合いを一切入れません。むしろこういうときこそ肩の力を抜いて自炊を再開します。
外食で良いものを食べると、味付けを真似したくなり、頑張ってしまう気持ちも分かりますが、設備とか材料の調達方法が違うので、目指すのはほぼ不可能と言っても過言ではありません。特に業務用と家庭用の材料は作りが違うのが特徴で、効率的に自炊を回せません。
こうなると、「スモール節約自炊」で最も重要な継続性が損なわれてしまうのです。
毎日外食の味を目指して自炊をするのは、初回から全部剛速球を投げ続けるようなものです。これでは、3イニング程度で限界がきてしまいます。
ペースを乱さずに完投するためには、多彩な変化球でカウントを整えながら、打者を打ち取っていかなければならないのです。
例えば自炊におけるイタリアンは変化球的な役割を果たします。
時間短縮を目指すならカルボナーラやピッツァ、ラザニアなど、手間暇がかかるものは避け、以下のような自炊向けのイタリア定食を構築していかなければなりません。
モッツァレラ&ミニトマトと鶏モモのトマトソース煮
モッツァレラ&ミニトマトはほぼ盛り付けだけ。オリーブオイルと塩をかけて食べるのですが、この料理はジョジョの奇妙な冒険に出てきて以来、自炊に取り込んでいます。
また、鶏モモのトマトソース煮は、オリーブオイルをひいたフライパンにチューブにんにくをたらして香りを出してから鶏モモ、ズッキーニ等を焼き、トマトの缶詰を入れて煮込んだものです。これはご飯に合います。
イタリアン(トマト煮とかパスタ)を家で作る場合には、遠慮せずににんにくをいっぱい入れることが大事だと考えています。
コンソメや塩での味付けも出来ますが、これだけだとちょっとふわっとした味付けになります。普段作っている和食のメソッドから一旦離れて、やや濃いめの味付けにするのがポイントなのです。
まとめ
旅行や飲み会で外食が続いた場合は自炊では物足りなく感じるかもしれません。
単調な自炊に飽きてしまうなら、変化球を組み合わせて、もう一度リズムを作り直せば、嫌々自炊を続けるという「無理矢理自炊」に陥らず、かつ、外食とは違う価値を見いだせる戦い方ができると思います。