※この記事はコロナ禍前に書いたものです。現状とは金額などなど色々異なる可能性があるため、参考程度にご覧ください^^;
2019年もシーズン開幕が近づき、盛り上がっているプロ野球。
巨人を除く11球団の主催試合(ホームゲーム)の大部分を放送してくれるみたいです。
また、RakutenTVのパ・リーグSpecialは何と月額690円。(年間契約の場合はさらにお得)
昔だったら考えられないくらい沢山の試合をお手軽に楽しめる時代になってきています。
しかし、家でのんびり観戦するのも良いですが、野球場に行くのも開放感があっていいですよ。一球ごとに球場全体の緊張感や選手ひとりひとりの動きを見れるのが野球場に行く醍醐味です。
一方、野球場の観戦においてはいろいろ細かい仕組みがあります。これが野球場に行くことに対する抵抗につながっているのかもしれません。この記事では野球場に行くにあたってのポイントを簡単に解説していきます。(ざっくり説明しますので、たまに例外がありますのでご注意ください)
客席のエリア分けについて
ざっくり分けると、内野席・外野席の二種類です。
内野席
普通に座って観る席で、応援歌は歌えません。カンフーバットを叩いたり手拍子をするぐらいならOKっぽいです。お子さんがいるならここがおすすめ。
外野席
応援しているチームの攻撃中は多くの人が立って応援歌を歌います。
さらに、これも球場によって若干違いますが、区分けはだいたい以下のような感じです。
図は最もオーソドックスな例で、原則は一塁側がホーム、三塁側がビジター。
※例外として、西武ドームや札幌ドーム等は三塁側がホームです。また、球場によってはビジター側の外野席が極端に狭くなっています。
内野席には、どこがどっちのチーム側の席かというルールはそこまでありませんが、ホームであればホーム側(原則一塁側)の席を取れば間違いないでしょう。
また、三塁側についてもホーム側ユニフォームをまとっている人が多い傾向ですので、出来れば外野に近い席をとった方がいいでしょう。(自分のチームの応援席が近いと 安心感があります)
席の種類
内野席(バックネット裏)
一番金額の高い席はテレビに良く映るバックネット裏です。バッターに最も近く迫力満点。しかし、料金は軽く1万円超えすることが多いため、お金に余裕がある場合だけおすすめします。またバッターの真後ろになるほどストライクとボールの違いや球の質が分かるため、楽しみが増えます。
内野席(バックネット裏以外)
バックネット裏以外はストライク・ボールの違いが分かりにくくなるのが難点です。バックネット裏付近や外野席では何となくストライク・ボールの判断がつきますが、それ以外の場所では審判のジェスチャーを見ながら盛り上がりましょう。
また、ほぼフィールド内にあるエキサイティングシートやテーブル席付きのスペース等、席の種類も増えてきていますので、目的に合わせて選ぶのが良いと思います。また、普通の内野席の金額はバックネット裏と外野席の中間ですが、幅は広めで、基本的にはバックネット裏に近いほど、高くなります。
外野席
最初に説明したとおり、かなり騒がしい席です。お値段的には一番手頃で、2000円前後。バックスクリーンに近いとストライク・ボールの違いが分かりやすいのが特徴です。
過去は自由席が多かったのですが、ここ最近は来場者が多くなってきているため、指定席も多くなっています。
東京から近場で公式戦において外野自由席があるのは、現時点で神宮球場ぐらいだったと思います。(グラウンド寄りが指定席で、上の方が自由席という二層構造)
また、外野席はどの球場でも基本的にはホーム外野席とビジター外野席に分かれており、それぞれ片方のチームのユニフォームしか着ることが出来ないようにしっかり住み分けがされています。
一方、ただの外野席とだけ表示されている席は両軍のファンが混じることになります。その比率は対戦の組み合わせにもよりますが、少なくとも隣りに座る人が相手チームの応援歌を歌うという状況も考えるため、初心者向けではありません。
席取り
指定席の場合はあまり気にする必要はありません。
ただし、複数人で行く場合には購入時に席が連番で取れていることをしっかり確認することが大事です。セブンチケットの場合は、連続して席をとれない場合、警告文が出ます。おそらくですが、他社でも同じようなシステムかと思われます。
自由席の場合、私は少なくとも開場時間より前に球場に行くよう心がけています。早く行けば通路に面した端っこの席を取れる可能性があります。端っこの席をとれば、トイレや買い物に行く時にスムーズに出ることが出来るのでおすすめです。結構狭いので、内側に入ってしまうといちいち端の人にどいてもらうことになります。。
自由席に慣れている人はチームプレーで大量の席を確保するので、あっという間に端の席が埋まります。(これはルール的には一応アウトかも)複数人で行く場合は特に隣同士で座るためにも早めに行きましょう。
東京ドームの場合、猛者はだいぶ前から並んでシート貼りをするシステム。気合いが必要です。詳しいシステムは解説すると長くなるため割愛します。
また、外野席は思いっきり応援したい人とゆったり見たい人に分かれます。自由席の場合、応援したい人は出来るだけ応援団の近くに陣取りましょう。近くに行けば行くほど、盛り上がってます。(太鼓の音が腹に響きます)
外野席は立って応援できるエリアがメインですが、外野自由席の場合は応援団から離れると座って観るエリアが自然発生していることもあるので、座りたい人はこのエリアを狙いましょう。また、原則は自陣のチームの攻撃時は立って応援し、相手チームの攻撃時は座るというシステムです。
持ちもの
ユニフォーム
ネット通販で予め手に入れるか、当日球場で買いましょう。基本的には名前付きユニフォームは人気選手のものだけ売られていますので、先に目星を付けておくと良いでしょう。価格はだいたいですが、4000~7000円ぐらい。
ユニフォームは稀に無料配布デーというものがありますので、球団ホームページをチェックしましょう。(ただし相当倍率が高くなります)
カンフーバット(応援時に叩くやつ)
ここ最近減ってきています。手拍子だけで応援するチームもありますので、
レジャーシート
西武ドームの外野席に行く場合は必須です。
タオル
応援に取り込んでいるところも多々あります。(内野席でも選手が打席に向かう際にぶんぶん振り回して応援するケースがあります)
また、オリックスバファローズには文字通り「タオル」という名前のチャンステーマ(チャンス時の応援歌)があり、必須の持ちものです。
他にも、傘(ヤクルト)など球団特有の応援グッズもありますので、気に入ったら球場で購入しましょう。
トイレ
アルコールを飲む場合は頻繁に行きたくなると思いますが、タイミングが大事です。基本的には相手チームの攻撃中に行けばいいですが、終盤になると一打で試合が決まってしまう可能性があるため、延長戦に入りそうな場合は後半においてはお酒を控え、試合に集中することを強くおすすめします。
飲み物について
球場によるかもしれませんが、基本的には缶の飲み物は持ち込みできません。持ち物検査で引っかかります。
一方、球場で売り子から買うと1杯約700円ぐらいで高いです。3杯も飲めば、あっという間に外野席と同じくらいの金額に。
ちょっとでも安く済ませたい場合は、コンビニで缶を1本だけ買っていき、入り口で紙コップに移し替えてしまうのがおすすめです。(多くの球場でこのシステムがあります)
ただし、自由席でとっていて、先着順で並んでいる場合は、飲み物を移し替えることによるタイムロスは避けたいところです。
雨天中止
屋外の場合は当然可能性がありますので、天気予報をチェックしましょう。試合前中止かどうかは結構開始直前に決まることが多いため、当日球場まで行って、何もせずに帰るという展開になりがちです。当然交通費は補償されませんので、旅行で行った場合などは最悪です。
急な悪天候になった場合は、100円ショップで雨合羽を買い、試合成立したらラッキーぐらいの気持ちで行きましょう。(球場内で売ってる雨合羽は高いし売り切れる恐れがあります)
また、ドームの場合も強い台風が来たりすると中止になったりします。
おすすめは神宮球場!
東京ドームや横浜スタジアムはかなり混みます。外野席なんかは試合のだいぶ前から売り切れ状態。
一方、神宮球場はなぜか結構直前でもチケットをとれます。(それでも以前と比較するとかなり客が増えてる印象)
開放感もあり、仕事帰りにアルコールを飲みながら観るのは最高です。ご飯系も種類が多いです。
※写真が無くて申し訳ございません。
遠くの野球場に旅行に行ってみよう!
立地的には球場周辺には観光資源もそろっているので、野球観戦旅行に行くのも良いですね。名古屋に行くなら岐阜が穴場です。名古屋から20分もかからずに岐阜駅にたどり着きます。写真は山の上から撮ったもの。
ここでは鮎の一夜干しと一緒にアルコールを頂くのが最高。
また、横浜スタジアムに行くなら、試合後に中華街に飲みに行くのが良いですよ。ご飯も安い店が多く、いろいろな種類を食べられます。
まとめ
野球場では、皆さん自分なりにいろいろな楽しみ方をしています。ヤジだとか人混みといった難点もありますが、それ以上に球場全体の雰囲気は素晴らしいですよ。行ってみる価値ありです。