えびまよシャンプーのスペシャル自炊クッキング

簡単だけど旨い、楽しく持続できる自炊料理を紹介していきます(o^^o)

灼眼のシャナは唯一無二の難解で壮大な夢物語

こんにちは。えびまよシャンプーです。

3期にわたって放送されたシャナは超有名ですが、内容を簡単に説明するのが難しいアニメです。

というか、正直私は原作を観ず、解説の載っているサイトも観ずにアニメ全話を観ましたが、基本的にはすべてを理解することは出来ませんでした。

本当は原作を読みたいという気持ちもありますが、昔から原作を観ないスタンスを貫いてきたので、今更変われないという気持ちもあります。

 

シャナに関しては雰囲気で楽しむのもありだと思います。原作を観た方がもっと面白いのでしょうが、アニメだけでも十分面白いですよ。

実際に雰囲気がつかめれば、よく内容を理解していなくてもどっぷりはまっていきます。

※ネタバレあります!まだ見てない方はこの記事は読まない方が良いです!

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©高橋弥七郎メディアワークス/『灼眼のシャナ』製作委員会

 

①大まかな流れについて

ヒロイン(シャナ)と坂井悠二(主人公)が襲い掛かってくる色々な敵と戦うところから始まり、さらに壮大な世界に巻き込まれていきます。また、設定が多いのがこのアニメの特徴で、ラーメンでいうところのトッピング全部乗せです。

用語がカッコよくシャナはフレイムヘイズ、悠二はミステス、敵は紅世の徒と言った存在のようです。それぞれの用語の意味はシャナのホームページの解説を観ても難しくてよく分かりません。概念自体が作品の中で築かれたものなので、「そういうものなのだ」という気持ちを持つのが大事だと思います。

 

また、彼らが通う学校の人間関係も詳しく設定されていて、学園ものの要素もやや強引に盛り込まれています。普通の人間とフレイムヘイズ、紅世の関わりが、新たな化学反応を繰り広げていきます。

 

②キャラクターがうようよ湧き出てくる

ジャングルみたいに色んなキャラクターが出てきます。年齢、性別ともに様々で、覚えるのが大変だったりしますが、これに関しては最初に書いたとおり、途中でちょっと忘れてしまったりしても十分雰囲気で楽しむことが出来ます。原作から全部観ている方から見ると、思い入れが足りないと思われそうですが、それでも、アニメだけ観るというスタンスの人たちが諦めてしまうには惜しい作品でもあります。

設定が多いのにはまってしまう理由を説明するのは難しいですが、安易な表現をするとやはり「中二病」に近い感覚です。言い回しのセンスが高いことにより、いろんな用語が出てきても何となく覚えていくことが出来るのです。

 

キャラクターそれぞれに称号のようなものがついていて、かっこいい感じ。例えばシャナは「炎髪灼眼の討ち手」と呼ばれています。

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©高橋弥七郎メディアワークス/『灼眼のシャナ』製作委員会

一般人のキャラクター以外にはみんなこのように称号がついています。 こういう称号により、ブランド名みたいな感じで味が出て、キャラクターが只者ではないという気配をまとっていきます。

 

また、キャラクターにおいては視聴者から嫌われがちな人たちが存在するという面もあります。特に坂井悠二と吉田一美は嫌われがちな人たちです。

 

初期の坂井悠二は、特にその鈍感さがシャナの足を引っ張ったり、貫禄のマザコンぶりを発揮するため、視聴者の感情を逆なでしていきます。でも話が進むと徐々にそんなことも気にならなくなってしまうほどに色々と壮大な出来事に巻き込まれていきます。

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©高橋弥七郎メディアワークス/『灼眼のシャナ』製作委員会

吉田一美に関しては、そのキャッチーな装いに反して、一部の方々からは嫌われているようです。最大の要因は恋愛感情の重さだと考えます。見方によっては一途というように捉えられるのですが、やはりちょっと重めでぐいぐい系ですから、シャナ推しにとっては「でしゃばってくんな感」が出てしまっているのかもしれません。しかし、このようなことも最終的にはストーリーが世界の構造自体に関わるレベルの話になっていくので気にならなくなっていきます。

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©高橋弥七郎メディアワークス/『灼眼のシャナ』製作委員会

また、敵の中ではこの人が魅力的です。

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©高橋弥七郎メディアワークス/『灼眼のシャナ』製作委員会

ヘカテーは特にキープレイヤーとなっており、上の説明のとおり結構怖い存在ですが、見た目とか話し方は子供です。ここぞという時にしか出てこないため、出てくるとお得感がかなりあります。ただし、一時期だけ集中して出続けます。

 

また、個人的にはカムシンには愛着があります。

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©高橋弥七郎メディアワークス/『灼眼のシャナ』製作委員会

最初の方はあまり出番がありませんが、淡々と戦うのがシブいです。ベテラン感が出てます。また、吉田一美とコラボしてくるのも意外性があって面白い感じ。

 

③唯一無二のアニメ

これだけ人気があっても、類似品を作りっこ無いというのが良いところです。

 

圧倒的世界観に対し中学生レベルの恋愛を繰り広げるというギャップも、最終的には感じなくなり、受け入れられるようになっていきます。

 

最近はどんどんアニメが増えてきていて、2期にこぎつけるだけでも大変という感じですが、1期でがっつり24話やってくれるアニメはやはり見ごたえがあります。こういうのは相当な期待をもって始まるアニメだけなのですから貴重ですね。

 

シャナは世界観が圧倒的なので、そこにどっぷり浸かってしまうのがおすすめで、1期、2期、3期と観るうちにだんだん心地よくなっていきます。

 

あと、OPとEDがこのストーリーの世界観にがっちりはまっているのも、アニメを盛り上げるポイントですね。基本的には川田まみさんとKOTOKOさんがメインですが、3期はALTIMAがEDでした。また、1期のED1は何と高橋洋子さんです。

 

ストーリーを盛り上げるために、全体が豪華なつくりとなっているアニメなので、2018年に観ても十分面白い作品です。